外部監査報告について

令和6年2月14日、臨時理事会を開催し標記の件につきまして、外部監査人より「焼津漁業協同組合外部監査報告書」を受領し、その内容につきまして説明を受けました。これは、冷凍魚不正抜き取り事件に関して失った信頼を回復するための一年間(第三者委員会調査報告以降)の取組等を第三者により検証・評価し、今後の組合運営に反映することを目的としています。

体質改善状況については、理事会等の活動や労働環境の改善、内部通報・苦情窓口制度の運用について、概ね改善が進められているとの評価の一方でフォークリフト事故が多く発生しており、その中で事故処理の遅延事案があったことや内部通報制度周知の更なる工夫が必要であること、人事ローテーションの早期実施などについて指摘がありました。

市場機能(運営)の改善については、課長会議への役員関与や市場委員会の開催など市場部の閉鎖性を排除する取り組みを進めているという評価の一方、業務の特殊性を考慮しても組織の硬直性の解消を図るよう指摘がありました。
その他関連法規の再確認と法令遵守、取引の可視化などについて報告がありました。

組合としましては、報告書の評価及び提言を真摯に受け止め、「ガバナンス」の強化・発揮と絶えず「コンプライアンス」を徹底する事で健全な組合運営に努めて参ります。

なお、外部監査人に対する取材要請やお問い合わせは、厳にご遠慮願います。

 

焼津漁業協同組合
代表理事組合長 橋ケ谷長生


焼津漁業協同組合外部監査報告書(PDF)

このエントリーをはてなブックマークに追加